Q. 野菜ビジネスのPI値との出会いは?
A. PI研究所の鈴木聖一先生から、1992年10月 PI値のMD方程式を教わりました。
以来、PI値を実践の場で、活用しています。
その中で、気づいたのは、PI値理論は、言葉やデーターであらわされ、数式化したもの、客観的な分析でとらえる。(形式知としてのPI値)
もうひとつ、現場の経験の中で、つちかった思いや、ノウハウなど、
五感を使って、全身で獲得する言葉であらわしにくいもの。(暗黙知としてのPI値)
おおまかですが、形式知と暗黙知のPI値にたて分けることができると思います。
PI研究所は、形式知と直観知を駆使してPI値理論を創造しました。
野菜ビジネスは、現場の近いところで、暗黙知的にPI値を活用し、経験知を蓄積してきました。
その過程の中で、1994年4月に【パワーアイテム】という概念も生まれました。
単品(SKU)単位にPI値の活用から、品目(アイテム)管理による
PI値の活用が始まったのです。
PI研が創造する形式知&直観のPI値と野菜ビジネスの暗黙知のPI値がダイナミックに、お互いに共創し、
高めあうことで、さらなるPI値の進化をとげています。
これは、21世紀も現在進行形です。
Q.パワーアイテムとは何ですか?
A.1990年代はじめのPI値理論は、主力100品を強化する政策が進められてきました。
数量PI値に高い100品の商品力強化が最大にテーマでした。
その過程の中で、PI研究所の鈴木聖一先生が、数百店のスーパーマーケットのPOS分析データーから、食品小売業の全商品の中で.数量PI値1%を超える商品は200品(単品)前後しかないことを発見しました。
これは、小売業にとって、コペルニクス的展開となりました。
食品小売業にとって、その200品を明確にし、強化することが最重要のテーマとなったのです。
その過程の中で、野菜ビジネスが発見したことは、200単品の単品強化でなく、商品力強化の単位をアイテム(品目)にシフトする政策を打ち出しました。
これが、単品強化によるPI値理論から、アイテム強化によるPI値理論
へ、より顧客の志向へと劇的に変化を起こしたのです。
アイテムのPI値を最大化した状態を、パワーアイテムと定義しました。
そのためには、SKUは、いくつ必要か、適正なSKU(単品)を考慮するようになったのです。
パワーアイテムの発見により、主力100品、単品200品に偏るのでなく、PI値によるアイテムという管理体系が出来上がり、顧客に対して最高の満足を提供できる体制が構築できました。
さらに、パワーアイテムは、数量PI値の最大化から、PI研の理論展開から、金額PI値(客単価)を最高を目ざす政策に進化し、今日にいたっています。
Q PI値には、数量PI値、金額PI値、粗利PI値 経費PI値 PPIとたくさんありますが
どこから学んだらいいのですか?
A まずは、徹底的に数量PI値をマスターすることをお奨めします。
数量PI値をマスターすることにより、
1.発注に活かせる
2.レイアウトに活かせる
3.作業に落とし込める
以上が、売り場の変更に、即効で急速に活かせ結果をえることができます。
その次に
金額PI値(客単価)をマスターするのです。
次に、粗利PI値です。
最後に PPIに入ればいいと思います。
Q PI値は 低価格にすれば、あがるのではないですか?
A 低価格にすれば、数量PI値はあがりますが
客単価=数量PI値×平均単価
ですので、数量PI値があがっても、単価を下がりすぎて、客単価を落としてしまっては、意味がありません。
数量PIを上げ、結果として客単価まで上げることを目指します。
これは、実現できます。
Q PI値の利益に関する公式はありますか?
利益に関する公式は、あらわされていませんが
以下のPI研究所の鈴木聖一代表が考案されたMD方程式を応用し
売上=PI値×平均単価×客数
利益=PI値×平均単価×客数−コスト
粗利益=PI値×一品粗利額×客数
粗利益PI値=PI値×一品粗利額
以上の 3つの応用 公式で、ほとんど利益はカバーできると思います。
Q. PI値の楽しさって何ですか?
A. 流通業でPI値を使う場合、通常は買上げ点数÷レジ通過客数×1000倍します。
1000人当たりに、売れる数を算出します。
一方、私たちのPI値は、買上げ点数÷レジ通過客数×100(%)
であらわします。
実は、1000倍するか100倍するかで、その後PI値の応用展開が
天と地ほど違ってくるんです。
端的にどこが違うかというと
前者1000倍のPI値が、PI値単独で存在するのにたいして、後者100倍(%)のPI値は、単体では存在しないと考えます。
PI値は 平均単価につながり、客数 そして 部分客数PPIへと深く入って行きます。
また、数量のPI値だけでなく、 金額PI値(客単価)円や、粗利PI値(単位円) 場合によっては、経費PI値(円)まで、算出していきます。
一人の顧客の等身大の立場で、PI値を活用できます。
なにより、PI値を使って、お客様の期待に応えられたときの喜びはたまらないものがあります。
